《お子さんのいる場所に、エアコンは設置されていますか?》
危険な暑さが続いていますね!
熱中症対策してますか?
2018年7月には、熱中症で幼い命が奪われるということもありました。
私が子どもの頃は、教室には扇風機ぐらいしかありませんでしたが、最近はエアコンを設置しているところも増えました。
都内で小学校のエアコンの話をすると「今時、当然でしょ。」という反応が返ってくることがほとんどなので、「東京都はやっぱりお金があるんだなぁ。」と思ったものでした。私学はともかく、すべての教室にエアコンがあるなんて、予算が厳しく実現が難しい地域も少なくないはず。
そう言えば、通っていた公立高校は3年生(受験生)の教室だけエアコンが設置されていたし、その後進学した公立の大学は、当時、講義室にエアコンがなくて、
「暑くて何を話しているのかわからなくなる。皆さんもそんなに真剣に聞かなくていいですよ。暑いですから。」
と講師の先生が愚痴っていたのを覚えています。そこそこ気温と湿度が高い地域だったのですが、財政難という理由で設備はひどいものでした。
さて、肌感覚で感じていた地域格差。実際どうなのか、疑問に思っていたところ、はてなブログの「天気のあれこれ♪」さんの記事で、公立小学校の冷房設備設置状況を取り上げていらっしゃったのを見つけました。
驚愕の数字です。
東京都は99.9%!
さすが。税金あるからな。子育て世代の人口も多いしね。思った通りだわ。
北海道とか岩手県とかがほとんど設置されていないのは理解できるけれど、愛媛県とかそこそこ暑そうなのに、約6%って大丈夫なのでしょうか。
愛媛県や、高知県など、暑そうなのに設置率が低い県は、高齢者率も高い傾向はありそうです。そうなると子育て支援や教育政策は優先順位が低そう。
ただし、死亡事故が起きた愛知県の高齢者率は東京都に次いで低い!なのに冷房設置率が全国平均より低い!
頑張れ愛知!
少なくない若い世代のために!
若者も声をあげるのだ!
夏休み期間中に子どもたちが過ごす場所と言えば、小学校(登校日)、児童館、学童、放課後教室などでしょうか。エアコン、ついていますか?
新しい施設は設備が整っているところが多いでしょうが、正しく使用しているかどうかも気になるところですね。
《28度設定のバカらしさ》
きっと何かの誤解からこの認識が生まれたに違いない。
冷房28度設定は暑すぎます。
室温30度超えていませんか?
15年くらい前の私なら、「世の中の人がみんな冷房切ったらもっと涼しくなるのに。」とか言ってたような気がするけれど、もう、どうしようもなく暑いんだから仕方ない。
しかも、子どもたちは大人よりも体温が上がりやすくて、熱中症のリスクが高い。
これから夏休み、学童や放課後教室などを利用する子どもたちも多いでしょう。
屋外は危険な暑さで遊べず、教室程度の部屋に詰め込まれた子どもたちは、屋内にも関わらず、熱中症のリスクと戦っています。
人口密度が高いんだから、設定温度より遥かに室温は高くなりがち。
設定温度より実測の気温を見ましょう!
室内活動でも水分補給を忘れずに!
この夏、いつも元気な子が辛そうにしてたら、とりあえず『OS-1』のような経口補水液を飲ませてあげましょう。
「まずい、しょっぱい」と言えばひとまず安心。
「美味しい、甘い」と言ったら脱水症状です。熱中症の疑いあり。
救急車を呼ぶことも視野に入れて様子を見ましょう!
最近は小さいサイズも売っていて便利ですね。賞味期限も少し長くなりました。
さあ、夏休みを元気に乗り越えましょう!